鬼瓦つくり体験
週末、建築士会阪神支部青年部の企画で淡路島まで鬼瓦つくり体験に参加させて頂きました。
所要時間は3時間と読んでいましたが、いやいや2時間で到着したために一番乗りとなりました。選択したルートが良かったのかも知れません。
淡路大橋を渡り、再び開催されているであろう花博を横目に南淡までノンストップです。
このように何も無い台座となる瓦に下絵を描き後は粘土を引っ付けて行くだけ。引っ付ける時にちょっとした作業が必要ですが後は自由に作りましょう。と言う事で、おでこを盛り上げ眉毛をつけて目を付けて、鼻を付けて
頬に肉を盛り
とここまでは比較的順調に進んでいたように思うのですが
そこから角を付けと進める時に回りはみんな2本角だったので、天邪鬼な私は角1本に
そこから先が全くオリジナルの道を歩んでしまい、外人さんぽい顔へ
そして下唇をつけたりしたもんだから、もう人間の顔ではなくなってきました。
出来上がりは
これです。
半漁人みたい・・・と言う言葉も
何はともあれ楽しい粘土作業でした。
この辺りは瓦か、たまねぎが地場産業のようでそのような風景があたり中に広がっていました。
ここでお仕事をされている方に伺った話ですが、上の写真、角が取れた丸い石に見えますが、元々これも瓦だったそうで、先々代の時代には瓦の破片を海に捨てていたそうです。(今は不法投棄となるのでそんな事は出来ないそうです)
で海水で浸食された瓦片はこのように角が取れた玉石のようになっていて浄化作用により水も綺麗になっているかもしれないとの事です。
元々は粘土ですからそのような効果があるかもしれません。
そして、もう一つ最近ちょくちょくメディアで取り上げられる事もあるカラテ瓦。
割れやすいように裏側に少し深めに筋が入っているのだそうで、元々ノシ瓦用に作っていた物を改良してこのようにレジャー向け商品としたのだそうですが、しかし子供さんの力で割るには未だ大変なようで、チャレンジされていたお子さんはイタタタ・・・でした。
そして昼食は移動して瓦焼なる焼肉を頂きました。
文字通り瓦の上で淡路産の牛肉を焼くもので、瓦もこれ用に作ったものでは無く本物のようです。
みんなで美味しく堪能致しました。
ご馳走様でした。
夕方より現場検査のために、昼食後直ぐに早引きさせて頂きましたが、非常に楽しく貴重な経験が出来た半日でした。