今年も1年有難うございました
あっという間に大晦日を迎え、明日はもう新年
です。建築業界では建材費の高騰により新築着
工戸数も激減しています。
そんな中、それでも家を手に入れたいと言う方
々もいらっしゃる訳で、それに応えるべく解答
を模索していた今年後半でもありました。
多くの方々がリフォーム、リノベーションにシ
フトしていく中で、その模索は果たして正しい
のかは分かりませんが、又近いうちに何かを提
示できればと思います。
本年も1年御世話になりました皆様とのご縁に
感謝し、来年につなげていきたいと思っており
ます。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて途中となっていました、建物巡りの旅の残
りの写真を紹介し、今年の締めとしたいと思い
ます。
前回のNOAビルに続き、白井晟一さん設計の
渋谷区立松濤美術館。閑静な住宅街の中に建つ
建物で展示替えのために休館していました。前
もって展示替え中なのは分かっていたのですが、
外観だけでも見てみたかったので立ち寄ってみ
ました。内部も相当魅力的な空間そうなので、
次行くときは開館中に訪れたいと思いました。
続いて、直ぐ近くにあることが分かったので寄
ってみた隈研吾さん設計の鍋島松濤公園トイレ
です。普通にトイレを造って板で覆った感が拭
えませんでした。
最後に訪問したのはパレスサイドビル毎日新聞
系の会社が運営されているビルで、その白さの
印象と丸みが大阪にあった丸ビルを彷彿させる
印象的な建物でした。しかし、ここの飲食フロ
アも週末はお休みと言うことで中には入ること
が出来ませんでした。
最後はおまけですが、実はこの度の一番最初に
寄った先が、この木材会館です。宿泊していた
ホテルから最も近かったのが急遽、判明したの
で朝出発前に予定に組み入れました。見る面に
よって全く表情が変わるのは意図したものなの
でしょう。ビルの外観にこれだけ木材が豊富に
使われているのは流石です。中でも幾何学的に
見える面の木材の扱いは一見ランダムに見えま
すが、よく見ると一定のルールで扱われている
ことが分かりました。