人が集まる
前回のブログでは村の元旦マラソンのことに
少しだけ触れました。実は、この行事、村で
昔から長く続けてこられた伝統行事で、以前
は結構真剣に走る人も居て、順位に応じた景
品も出ていてかなり盛り上がっていたようで
す。
私は小さな頃から、この村で育った訳ではな
いので、その時の様子は分からないのですが、
正月の帰省時に親に連れられて何度か参加し
た記憶はあります。
瞬発系の短距離は得意でしたが持久走が苦手
だった私には田舎の子達の健脚には叶わなか
ったことを微かに覚えている程度ですが・・・。
さて、そんな伝統行事も数年前のコロナ時に
は流石に中止をせざるを得なくなっていまし
た。コロナ明けの昨年の参加者はなんと、役
員を除くと1人だけだったと聞きました。
なので、役員の中では、もう元旦マラソンは
止めようと言う声も挙がっていました。しか
し、公民館の三役が一新した今年は、自治会
からの要請により元旦マラソンを続けるよう
にとのことで開催したのでした。
昨年の参加者が1人だったと言う話を聞かさ
れていたので、(参加者が)来るかな?来る
かな?と不安視していたのですが、何とか2
0名ほどの方に参加していただくことができ
ました。
一方で同じ町内のとある集落の方とお話をす
る機会に伺った話では、その集落でも同じよ
うに毎年、元旦マラソンが行われていて毎回
40~50名もの参加者があるとのことでし
た。何でもその後のビンゴ大会で結構な物が
当たるそうで、それを目当てに来る人が多い
のだそうです。
とは言え、元手がかかる話でもあるため当村
でも同じように出来る訳ではありません。一
旦途切れた伝統を再び盛り上げる難しさは感
じるのですが、自治会を盛り上げるための行
事でもあり、公民館役員任せでなく、もう少
し自治会役員さんの出席協力があってもいい
のではないかと感じた今年の元旦マラソンで
した。