絵を描くこと、野球が大好きな少年時代でした。
中学に上がる前、実家の棟上げに家族総出で手伝った記憶は
その後に大きな影響を与え、そして設計に興味を持ち始めたのです。
高校生になり、設計への気持ちは変わりませんでしたが
同じ設計でも、分野の違う機械設計へと、気持ちは移っていました。
そして大学は機械工学科へ、勿論機械設計をするつもりでの進学でした。
所が、人との出会いが大きく私を変えました。
後の建築の師となる方との出会いでした。
大学2回生からは、建築学科に転科し、そのまま卒業出来ました。
思えば建築をするために元の志に引き戻されたとも言えます。
1995年、大阪府豊中市で住んでいた時に阪神大震災で震度5を経験
幸い、住んでいたマンションには被害はありませんでしたが
後の被害報告を見るにつれ、私の興味は
次第に木造建築へと移ったのです。
2001年、それまでお世話になった師の事務所を卒業
2002年、木造で身を立てるために独立開業
しかし、鉄骨やコンクリートの建物ばかりを生業にしていた
前事務所とは違い、木造に関しての知識は無いに等しかったのです。
所が、ここでも又偶然の出会いが私を急成長させてくれました。
職業訓練校からの講師としてのお誘いでした。
職業訓練校には大工になりたい人達が通います。
午前中は座学、午後は実習の中で、主に座学を担当するのが私の役目です。
午後の実習には生徒と一緒に実習作業。
これが人一倍の速さで木造の知識を植え付けました。
知識と実技が一体化したと言えます。
お陰様で、芦田の仕事なら又やりたい、
と言ってくれる職人さんも珍しくありません。
50棟以上の経験から言えることは
流行りに流されず
「意味のあることをしないといけない」です。
「意味のあること」とは
例えば、単純な装飾を施すだけでは意味はありません。
今だけを考えるのではなく、
ずっと先のことも想像しないといけません。
そのため芦田の建築は主に、
その中で営まれる生活にフォーカスを当て
時間の経過とともに皆様の生活に馴染む
空間づくりを目指しています。
木の香りに包まれた良質な暮らしをお考えの
皆様からのお問い合わせをお待ち致しております。
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