兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

あったか

朝夕と昼間の気温差も大きくなり、そろそろ足元の冷えが堪える季節になってきました。 毎年、事務所では灯油ファンヒーターで暖を採っていましたが、化石燃料を焚いて空気を汚し、二酸化炭素を発生させ、その上で電気も利用しと地球にとっては有難くない採暖方法を少し見直してみようと、模索していた所、目に留まったのがこれ、「湯たんぽ」。

何とも原子的な・・・と思うことなかれ、これが意外にあったかいんです。

45年生きてきて、一度たりとも、湯たんぽなんて使ったことはなかったのですが、ネット検索していて「履く湯たんぽ」なるものを発見しました。しかしサイズが27㎝までと、微妙な切りの付け方で、ぎりぎり履けるか履けないか、実物を試してからでないと無駄になる可能性もあり、実物販売している店舗を探している内に、寒くなってきました。たまらず、最寄りのホームセンターで購入したのが、従来型の物です。

湯たんぽ

いざ購入して気づきました。これ、熱湯を注げばいいのか?それとも、もう少しぬるいのでいいのか?

結果は、ぬるいので十分でした。

熱湯は、やけどの恐れもありますし

構造が魔法瓶のようになっているのかと思いきや、普通の樹脂です。 じゃあ、湯が冷めればあったかくなくなるのでは?と思うかも知れませんね。

先日の試運転では、夕方の4時頃に50~60℃程度のお湯を入れ、専用の布袋に入れ、更にバスタオルで巻いて使用開始、就寝前も未だ暖かかったので、布団の足元に忍ばせておき起床、今朝の仕事開始8時頃でも未だ、ほんわかとした暖かさを保っていました。気温が低くなかったことも幸いしたのでしょう。

湯たんぽ2

昔の人は良く考えたものです。チクチクしない薄手の断熱材で巻けばもっと暖かさが長持ちするのかもしれませんね。

良い物を手に入れた感じがします。

この冬は採暖方法も工夫しながら節電、省エネを意識したいと思います。