住まいづくりを振り返る その4
先日はイオンモール神戸北での相談会でした。ご来場いただきました皆様、ありがとう御座いました。 人の波とは不思議なもので重なる時にはこれでもか、と言えるほど多くの方がお見えでした。
通常、見学会を開催しても同じような現象が起きます。不思議ですね。
さて、今週末は「ありがとうの家 住み開き(住まいながらの) 見学会」です。
振り返るシリーズも何とか完成編まで漕ぎつけないといけませんね。
その4 は産地見学編
プランもまとまり、実施図面の作成と同時に産地の見学に住まい手さんと一緒に行って参りました。
日本は国土の2/3が森です。どこへ行っても木材資源は豊富にあり、杉材なら南は九州から北は東北まで地域があります。
そんな中、木童さんのコーディネートにより宮崎県都城へ
九州は林業が主要産業の一つであり、木材乾燥の技術や研究、素材の生産量、林業就労人口などは関西のそれとは比べ物にならないほどで、導入されている機械もこちらの製材所では見たことの無い物がありました。又工場規模やそこで働いている人の人数も多くて一見の価値はあります。
場内では機械の稼動音により大きな声で話さなければ何も聞こえませんが、住まい手ご夫婦は熱心に話しに聞き入っておられました。
そして、こちらはプレカット工場、一つ一つの材が段取りに従がって刻まれていきます。
プレカットといえどもパソコン入力は人力ですので、入念な事前チェックの目を光らせる必要があり、今回も細かい指示などで都合3回程度のプレカット図面チェックのやり取りがあったと記憶しています。
この見学は単なる工場見学ではなく、どんな所で、どのような人たちの手によって私達の家造りが進められているかを知る機会でもあります。若い住まい手ご夫婦も感銘されたご様子でした。
良い見学、そして良い旅となった今回の訪問でした。