住まいづくりを振り返る その5
さて、産地見学も終え、図面もまとまり、段階は工事見積りへ。 およそ数週間後に上がった見積を目にする瞬間は住まい手共々、我々もドキドキする瞬間です。
実に何度やっても、このドキドキは変わりません。
結局、1度目の見積では予算オーバーだったのですが、そこでがっかりする事はありません。
今回は実に100項目以上に及ぶ減額案を挙げ、住まいのテイストは保ちつつ、細かな努力の積み重ねによってようやく到着点を見出しました。
これは当方の独断で決断するのでは無く、住まい手さん共々1つ1つの項目について確認をして決定して参ります。
1度目の見積UP後、計3回ほどの直接打合せで、ようやく工事着工に向けての目処がたちました。
そして現場では、土地売買契約条項の一部、以前に建っていた住まいの解体の期限が迫っていた事もあり、先行して解体作業が行われました。
以前の建物が解体された敷地はこのような感じです。写真は北東面を写しています。
周囲のお住まいが直ぐ近くにまで建っている様子が伺えます。
こちらは道路側からの解体後の敷地の様子です。正面の家は東側隣地のお住まいです。
さて、これで着工へ向けての準備も整いました。
確認申請も交付されましたので次回はいよいよ工事着工からの 振り返りになります。