2005年 江古花まつり
本日も御訪問有難う御座います。
先日行われました、江古花あかり祭りに行って来ました。今年は家屋内での明かり展示はなく、ややシンプルにと言った感じでしたが、予算も無く今年はこんな感じですとスタッフの方がおっしゃっていましたが、会場へ到るアクセスの演出や会場周辺には車が入れないようにするなど、祭りを楽しんでもらおうと言う地域住民の協力、有志の熱意や想いが込められた手作り感を感じる暖かなお祭りでした。
私のコンパクトデジカメの性能では長時間の露出も出来ず、暗闇を取るのはこれが精一杯でした。もう少し早めに行く事が出来ていたなら薄暮の全体像も撮れたのでしょうけども、残念です。
華やかな表舞台とは違い、茅葺家屋の裏手に回ると4段目の写真のような今にも朽ち果てそうな蔵が歳月を感じさせるその姿を露に骨組みを露出させていました。剥がれ落ちたであろう漆喰の姿は見当たらず、厚く塗られた土壁と竹の小舞、そして一つのきっかけでいつ崩れてもおかしくない構造体の接合部が哀れに感じます。
上から2段目のピラミッド状の明かりは間伐された丸太を短く40~50㎝程度に玉切りして、その中を繰り抜き、この形状に重ねて、繰り抜いた中に蝋燭を立て、和紙で蓋をしたものです。
尚、この茅葺家屋は文化財登録される運びとなったそうです。