丹州材
本日も御訪問有難う御座います。
これは先週、10/2に伺った京都府福知山市の伊東木材さんの作業場と丹州木材市場それと伊東さんの山で玉切りされて積まれていた杉の断面です。
翌日に直ぐアップしようとしていたのですが、不機嫌なデジカメのせいで、画像取り込みが出来ずに後回しになっていたのですが、ようやくアップ出来ました。
これは京都府産木材融資制度について調べ始めたのをきっかけに、一つ山を越えた京都府北部での国産材の状況を知ろうと動き回っていた中でちょうど、ひょうごネットワーク「木の道」主催の丹波森林ツアーにお越し頂いた伊東さんとの名刺交換をきっかけにこちらから、半ば強引に押しかけたと言っても過言ではない訪問だったのですが伊東さんは又趣味でチェンソーアートの競技にも参加されていて、事務所の前には作品がズラズラと並べられていました。
一番上の写真が伊東木材店さんの作業場で杉、桧を中心に地松などもあちこちに積まれています。使えない広葉樹なども沢山積まれていたのですがこれは処分を待つのみとの事、
又お父様が丹州木材市場の理事長をされているとの事でこちらにも案内していただきました。元々福知山市内のはずれにあったはずの市場が数年前に潰れたのは知っていたのですが、それでははいかんと言う事でお隣の綾部市の山の中にこのような(上から3段目)立派な市場を設けられたそうです。この日は市の翌日と言う事でしたが、まだ引き取られていない材が沢山置かれていました。2段目は市場の隅に置かれていたケヤキですが、殆ど売れ残ったと言う事でこのように沢山横たわっています。
理事長であるお父様曰く、ここのは産地の明示をさせようと思えば全部の木がそれを出来ると言う事でした。但しコストの問題はあるんだけどね・・・と言う注釈付でしたが。
最後の4段目は現在、伊東さんの山で伐採されている現場まで連れて行って貰ったのですが、急な斜面を息を切らせながら登り、撮影した杉ですが、丹州材とここではそう呼ばせていただきますが、日本海側へ注ぐ支流の材で、私が住む丹波よりも一山以上北に位置するため冬の気温も一層寒く、きゅっと実がしまっていると言うのが印象です。この写真だけでなく山や市場に出ている材も目が詰んだ(年輪の間隔が密と言う意味です)材が比較的多いのではと言う風に感じました。
伊東様、お忙しい所、わざわざお時間をつくっていただき有難う御座いました。