玉虫
先日、夕方散歩をして居た時の事、道端に青く輝く金属片か?と思うような物体が転がっていました。
「何、これ?」とよーく眺めてみると見たことも無いような昆虫です。それにしても綺麗やなーと思って一度通り過ぎたのですが、やはり気になって仕方がないので引き返してきました。
よーく観察してみると、もう既に他界された状態でしたので発見した所から動く訳もなく拾い上げました。
昆虫嫌いの人にはごめんなさい!
それにしても見る角度によって青とも緑とも取れる綺麗な色に輝きます。
玉虫色の決着などと言う表現がありますが、何だかこの昆虫に対して失礼な様な気もしますが
又奈良の法隆寺にある玉虫の厨子と言う仏壇の原型となった入れ物が有名ですが、この玉虫の羽を使って装飾されているそうで、この綺麗さをみれば当時の人達の思いも納得出来ます。
美人薄命と言う言葉ありますが、この昆虫も同じく成虫となってからの寿命はあまり長くないようで、僕が見つけたときにはもうすでに寿命だったのでしょうね。