くじら
先週末、「桜・天空の家」の打合せを終え、その足で向かった先は「くじら」
「くじら」とは愛称で、実態は市民プールです。
大きく波打った屋根の形が、くじらのように見えるから、と言う事でしょう。
こちらの建物は大型の公共建築では珍しくもなくなりましたが、併設する図書館共に木造で、その内部も木の雰囲気を生かした設計でした。
その図書館も屋根面緑化されているなど、さも最近の建物なのかなあ?と思い聞いてみると平成17年に完成した施設のようで、完成後8年を経ている事になります。
くじらの中に入ってみると受付前を通り、写真のスペース、1階はそのままプールへ、階段を上がるとプールを見下ろす事が出来る観覧席に、
写真は、その階段からのもので、大きなボリュームの壁面には木の小口断面を見せるように薄くスライスされた角材が貼り詰められています。ボリュームの成せる技かなあ?と思います。
そして図書館の壁面にはやっている事は同じですが、かなり小さな断面の木材が貼り詰められていました。
上段の縦格子、平板貼り、小口を見せる貼り方、すべて木なのですがバリエーションを変える事で野暮ったくならないような工夫が凝らされています。
さてと、「桜・天空の家」は、次のステップ見積へと移ります。