三木市界隈
本日も御訪問有難う御座います。
先日は「ひょうごネットワーク木の道」の11月定例会で三木山森林公園へ
駐車場からの移動途中このように色付き始めたイチョウやモミジにレンズを向けてみました。紅葉の度合いがひょっとすると丹波よりも早いような気がしますが、中でも銀杏は太陽の日を受けて黄金に輝くと言ったイメージです。右の2枚は、こんな木の下を歩いていて、ふと思いつき、木の真下に入り、真っ直ぐ上へレンズを向けたものです。空の青と葉の赤や黄のバランスが面白いかなと思い撮ってみました。
建築に関連するニュースでは先日、三木市にあるEディフェンスにおいて京町屋に代表されるような伝統木造住宅の復元住宅の公開振動試験が行われていた模様で、実験では震度6の加振実験が行われたようですが、結果はまた業界紙などでも詳細が報告されるでしょうけども、このタイプの住宅はほぼ全般的に間口いっぱいに開口(窓や出入り口)が設けられているので、耐震性が無いと言うのは、ほぼ周知の事実で、町屋や古民家再生における課題としても受け入れるべきでしょう。
何故、こういった町屋の耐震性が無いのかイメージしにくい方のために分り易く解説しますと、ティッシュペーパーの箱を想像してみて下さい。ティッシュを完全に使い切った後、箱を捨てなければいけませんが、最近の箱は潰しやすいように側面は小口をパカっと開け易くなっていると思うのですが、この小口をパカっと開いた状態が、古い町家(通りに面する壁面の殆どが窓や出入り口などの開口になっている)の状態と思ってください。そうして箱を潰そうと思えば、パカっと開いた後、箱の小口はやがて平行四辺形に変形して、最後にはぺっちゃんこに潰れてしまいますよね。このようにして、町屋が倒壊すると建て込んだ地域では隣の建物にもたれ掛かる様に被害が拡大します。
これら、メカニズムの解析や今後の対策等のために又、様々な見解で試行が繰り返されています。