豊作
今年はこの辺り、どこも柿が豊作のようで昨日、近所にある親戚から柿が沢山なっているのでと言う事でこんなに沢山、頂きました。と言ってもこれは渋柿(美濃柿と言う事です)ですのでこのまま、食することは出来ないので吊るし柿、もしくは干し柿等と言う言い方をしますが、そのようにして渋みを抜いた後でしか食べられないのですが、おじさん曰く自分の所では食べきれないので、近所にも配ったそうで、近所の軒先を見ると軒並み、どこの家にも紐で吊るされたばかりの柿が、食べごろとなるお正月頃に向けて風にゆらゆら揺られている姿が微笑ましくもありました。
これで柿渋を作ってみたいなあと思い、ふと調べてみると、収穫時期を逃してしまっているようなので、今年は無理かなあと思いますが自家製の柿渋が住まいづくりに役立つのなら来年は是非一度作ってみようと思うのですが、結構強烈なにおいがしそうで、果たして耐えられるのか心配ですが、まあ1週間もすれば柿渋の匂いなんてしなくなります。
ちなみに私の事務所の床にも杉の厚板フローリングに柿渋を3倍希釈し、塗った後直ぐに拭き取る方法で使用してみたのですが、4年経った今も綺麗に赤味のフローリングのように色付いています。只のワックスのみではここまで赤味は残らずに一様に黄色く変色して行くと思いますが、先日訪問された、ある素材業者さんはこの状態を見て、てっきり赤味のいい所ばかりで張ってあるのかと思いましたと言っていました。
塗装自体はそんなに難しくないので、やってみたい方は是非御自分で挑戦してみてください。但し衣服に柿渋がつくと洗濯しても落ちませんので汚れてもいい格好でして下さいね。
ちなみに、柿渋の作り方はこちらを御覧下さい。