兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

外灯

何回かに渡り、照明の話をしてきましたが、
屋外に設ける照明の話をして、
照明の話には一旦区切りをつけようと思います。

屋外に設けるため、当然機器への防水性が
重要ですが、人を安全に目的の場所に導くことが
出来ることも大きな役割です。

又、もう一つ期待される機能として
使用箇所にもよると思いますが
防犯性も求められると思います。

防犯性のある器具としては人が近寄ったら
感知して点るセンサー付ライト、
長期の留守を悟られないように
時間が来れば自動的に点灯消灯する
タイマー付ライトなどがあります。
最も後者は屋内灯でも有効になります。

人感知式のセンサーは、
いかにもセンサーです的な物が
ついている物もありますが、
当方では極力センサーが目立ちにくい物を
選ぶようにしています。

とあるメーカーではモデルチェンジした途端に、
いかにもセンサーです的なデザインに
変更されてしまい、それまでレギュラーとして
使用していた物が使えなくなりました。

思わずメーカーに、何故モデルチェンジしたのか?
と問い合わせまでしたことがあるのですが、
設定の仕方が複雑だとかで廃盤になった
とのことでした。
凄く残念でしたが、今では止む無く他のメーカーの
物をレギュラーとして使用しています。

又、建物や庭などを演出する目的で
設ける照明もあります。
写真が、その照明器具ですが、
昼間は器具の存在が目立たないように
植栽の影などに設置しています。

この器具はスパイクが付いていて
自由に配置することが出来、
又首も振れるため、どこでも任意の方向を
照らすことが出来ます。

照明器具を製作販売しているメーカーは
数限りなく存在するため、
ある程度使う物を定番化しておかないと毎回、
どれを使うべきか迷うことになります。
そのように定番化していても、
いつも照明計画には相当の時間が必要となります。

Narito Ashida外灯