木製バット
先日、下剋上球児と言う
テレビドラマが最終回でした。
ご覧になっていた方々も
多くいらっしゃるかもしれませんね。
弱小高校の野球部が甲子園出場までの
道のりを描いた実話を基に
味付けしたフィクションでしたが、
よくあるそんなスイングで
飛ぶわけないやろうと言う
アイドルばかりを集めた
ヘナヘナスポーツもので
無かったことは良かったと思います。
一部ピッチャーの球筋は
CGが使われていたようですが、
そこは置いておき
さて、伝えたいのは
そんなドラマの内容ではなく、
今日のタイトルです。
私も一応高校では野球を
させていただいていましたが、
高校で使うのは主に金属バットです。
たまに練習で竹製のバットを
使ったこともありましたが、
ボールの当たり所がバットの芯を外れると
手がしびれることと言ったらありません。
その後では大学時代や社会人に
なってからも草野球を
楽しむことがありました。
その時に使っていたのが何故か
木製バットだったのです。
何故かは分かりませんが、
ボールが芯にヒットした時の
木の感触が何ともたまらず好きで、
金属バットを使う気に
ならなかったんだと思います。
確か、少年野球の時にも木製バットで
練習していたような気がします。
私はゴルフはしませんが、
その昔遊びで打ち放しに行った時に、
たまたま持っていたのが
パーシモンヘッドのクラブでした。
芯に当たることは稀でしたが、
その稀に当たる芯を食う感覚、
やっぱり木の感触ってゴルフでも
気持ち良いもんだと感じたものです。
しなって弾く、そんな感触が
木にはあるんだと思います。
もしかしたら、その段階で直観的に
木の良さを感じていたことが
今に繋がっているのかな?
と思うと目で見るよりも先に
身体で体験していたことになります。
樹種の違いはあれど、木独特の感触は同じです。
庭木にアオダモ等が使われていたりすると、
あっバットの木や!って思ったりもします。
もっともバットに使うアオダモは国内では
不足していると言う話も聞きますが、
海外では、ホワイトアッシュが
バットに使われるようですね。
あのカーンと言う乾いた打球音が
心地良く聞こえるのは私だけでしょうか?