兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

Blog

兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

狭あい道路

建築基準法では建物を建てる際の敷地は

原則として、道幅が4.0m以上ある道路に

敷地の長さが2.0m以上接していないと

いけないのですが

所が、既に建っている建物の中には

そのような条件を満たしていない

非常に幅の狭い、いわゆる狭あい道路が

存在します。

このような場所で、建物を建て替える場合

道幅が4.0mとなるように原則、現状の道路の中心から

測って2.0m後退し、その2.0mの中に自分の敷地が

存在するならば道路として提供しないといけません。

ごくたまにですが、これを許容するのを

嫌がる方がいらっしゃるのですが

嫌がっても後退しなければ建物を建てることが

出来ないのですから認めざるを得ません。

道幅4.0mと言うのは万が一の際に緊急自動車が

通ることを見越した数値と聞いています。

ですので軽自動車1台がやっと通れるような

道路に出くわした際に、こんな場所

火事になったら、どうやって消火活動出来るんだろう?

と、いつも思います。

以前、私のジンクスは

自動車で初めて通る道で迷ってしまうと

必ず、細い道路に入り込むと言うことが

ありました。

今は、迷い込みそうな雰囲気を察すると

それ以上は前に進まないようにしているので

滅多にありませんし、今の自動車には

センサーも付いているので簡単には

ぶつからないようになっていますが

そのような狭い道路に限って

角に大きな石を置いたりして

自分の縄張りを主張している

所もあるのですが、

皆が通る道路で、そう言うのは

止めておきませんか!

Narito Ashida