中間検査
今日は「香住の家」の中間検査。
少し早めに着き、屋根を眺める。切妻屋根が3つ連なったような外観。東側の軒先は隣の建物の屋根と袖触れ合うような距離となっているが、越境はしていないのでお互い様と言った感じです。
検査時間はものの10分ほどで問題なし。
しかし、最後の言葉は印象的。「今の法令で行くと金物がどうしても多くなり、印象的には金物でがんじがらめになるよなー、大工の技術もあったものではない」
「ごもっとも」です。
でも、それを強いているのは悲しいかな、検査機関が取り締まるべき建築基準法なので勝手に減らせとは、言えない。
私共でも極力減らすべく努力はしているが、計算ルートを変えると現場監理の難しさと、施工の煩わしさが付きまとう(施工が煩わしいと言うことは施工不良も起こりやすく為る訳で)、そうなると当然コストにも影響する訳で・・・
だんだん「北の国から」口調となってきましたが
極力シンプルに物事を考えるべきですね。