安全な物を使い続けたい
シックハウスや環境ホルモンが問題視されるようになり、各業者やメーカーはその対応のために力を注いでいるわけですが、新建材のメーカーがいくらホルムアルデヒド等の放散等級の低い建材をつくっても、私などはその使用面積が増えると少しの匂いでも敏感に反応してしまいます。
化学物質過敏症と言われる症状を発症されている方の場合は、建材のみならず外に漂う化学物質(自然界にも化学物質は存在します)や整髪料、タバコ等にも反応し、日々の生活さえも満足に送れないそうです。
更に考え方を変え、もっと目線を下げて生活を見てみると、まだ立つ事の出来ない小さなお子さんやペットは絶えず床に近い位置で普段の生活が繰り広げられている訳ですが、この床の材料が多量に接着剤を含むものであったり、ビニールであったり、掃除が行き届かず埃まみれであったり、殺虫剤が吹きかけてあったりしたならどうでしょう?あなたの大事な、お子さんやペットはそのような床付近の空気を吸ったり、或いは直接なめてしまったりして成長していると考えるとぞっとしませんか?こと絨毯などはノミや埃の温床となりがちですので清潔に保っておく必要性が高くなるわけです。
これらを全否定するつもりはありませんが、住まいを考えるに当たって材料選択時の考え方の一基準を示してみた訳ですが、皆さんも材料の選択は慎重に行って下さいね!