何するものぞ 2
◆ 何するものぞ 2
前回に続き、何するものぞ?です。
今回のは、かなり難しいですよ。
目盛が付いているのがヒントです。
ケースに納める時は、折りたたんであります。
両端の部品は、可動式で立ち上ります。
立ち上った片側の穴から、もう一方の側の
ピアノ線のような部分をの見通します。
(3枚目写真の赤丸の部分に穴があります。)
今回は、かなり難しいので、早めの答えです。
これ「アリダード」と呼ぶ物で平板測量のための道具なのです。
と説明した所で、「平板測量」って何?ですよね
簡単にお答えしますと、超アナログな測量方法で
平たい板(平板)を三脚の足の上に固定し、
その板の上にアリダードを置いて測量点の方向を
定めます。
覗き穴→ピアノ線のような物→測量点に立てたポール
この3つが一直線上に並べば方向がOKになります。
距離はメジャーで測るので、測り方がいい加減なら
測量結果も狂います。
正確な測量結果を求めるなら、光波測量などの
機械の力を借りるしかありませんが、
測量の初歩の初歩として、厳密な精度を求めない場合に
利用できます。
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