屋根替え
梅雨を気にしながら夏から始まった村の神社社務所の屋根替え工事。 つい先日、概ね工事が完了しました。
10月の秋の村祭りには、皆にお披露目しないといけないと言うことで果たして間に合うのか?と気にしていたスケジュールでしたが梅雨明け後の晴れ間続きも功を奏したのかもしれません。
予算のこともあり、立派な入母屋屋根を復元することは叶いませんでしたが、見栄えのするように屋根の勾配を急にしています。
棟の位置が建物前後で少しずれているのは、構造的な配慮からで、下部に柱が建つ位置と棟の通りを揃え、既存の陸梁に余分な鉛直荷重が掛からないようにしています。
来月1日には完成の式典と、その翌週には秋祭りと、皆さんへのお披露目が迫っています。
実は、内部も床と天井の張り替えを行いました。黒い煤けた梁に、白木の杉、桧の対比、それに桧の香りも加わり何とも言えない集いの場となりました。
写真は、1枚目が旧外観。2枚目が新しい外観。3枚目は裏手からの外観。4枚目は西側からの外観。となります。