通気層
内部では造作枠工事が順次進行中、外部ではモルタル下塗り個所、仕上塗個所が、めいめいの面で進行中でした。
写真は玄関ホールからの物ですが構造体や建具の交差点となる部分が丁寧に施行されています。
窓上の壁と庇下に見える黒い点線のような物は、透湿シートを止めるテープです。
モルタル壁にも通気層を設け湿気の排除を促す、通気構法です。
壁を薄く見せるために、この通気層を無くす方もあるようですが、湿気の排除に対しての対策を得られていないのなら無くしてはならない層です。
木の家にはこのような性能面への配慮は欠かせません、意匠性ばかりが優先されるとこう言った部分が疎かにされがちですので、作り手の考え方を良く確認して下さい。
因みに、この点線に見える部分は外壁を吹き付けて仕上げてしまえば分からなくなります。
それと、哲学の家(綾部市)の オープンハウスの日程が決定しました。
4月最終週末の26日(土)、27日(日)の予定です。
詳細は又後日アップ致します。