究極の節約?
今朝のテレビでの一コマ 経済評論家、森永卓郎さんの究極の節約は「断熱」ですとの事
良い事言うなあと思い、更に聞いていると
具体策は「窓にプチプチを貼る事」との一言にズルッとこけてしまったのですが
窓を取り上げるなら内窓をつける、くらいの一言に期待していたのですが
あながち間違いでもないのですよね、でもプチプチってと言う感じは否めませんが・・・
実は窓から逃げる熱の量って多いんです。
下図は設計時点での物ですが、この住まいでは国内最高等級の樹脂窓を採用する予定でした。
その条件でのシミュレーションですが、この家の窓面積は住まい全体の床、壁、屋根(天井)等を全て足した面積の内、全体の6%程度です。
そこから逃げていく熱の量は全体の30%近くになると言う結果を示しています。(横棒グラフの真ん中当たりの水色の上段が窓面積、下段が逃げていく熱の量)
最高等級の窓でさえこれだけなのですから、通常使われているアルミサッシのペアガラス程度ではもっと酷い結果になる事がこの上ないと言えそうです。