入母屋屋根
とあるプレゼンのために入母屋屋根の住まいの模型を作成。 入母屋屋根をつくる事が本来の目的ではなく、リフォームプレゼンのために外観は、ほぼ現状を再現したものです。
所が、この入母屋と呼ぶ手の込んだ形状は大工さんや地域によって少しだけ違いがあるようです。
その最たる違いは、下の写真に示した「A」部分の寸法です。
A寸法が小さい屋根、大きい屋根で全く建物の印象が変わるから面白いんです。
建築関係者でもない限り、そのような事を気にしながら住まいを見ることは、殆どないと思いますが、入母屋屋根の家を見つけた際には一度、気にしてみて下さい。
模型は瓦が載っていない分、屋根がシャープに見えています。
ちなみに、屋根の隅がぴったりひっついていますが、大工さんが墨付けをする時に行っている計算と同じ事をしないと、このようにぴったりとはひっつきません。
三平方の定理を繰り返しているだけなんですけどね・・・。