マスコミは正確な情報を伝えるべき!
本日も御訪問有難う御座います。
朝食時に朝のワイドショー的な番組が各局で報道されていますが、今日とある局で欠陥団地と言う事で鉄筋コンクリートのマンションの穴あけ問題を取り上げられていました。確かに鉄筋の断裂と言う大きな問題である事は間違いないのですが、各キャスターだかコメンテーターだか分りませんが、皆さん建築の素人なのに、如何にも知っていますと言うような顔をして適当な憶測で物を言い過ぎではないでしょうか。おまけにリポーターは誰に取材したのかは分りませんが偏った取材による結果を平気でそのまま報告しているし。
真実や核心がぼやけたまま、素人が言いたい放題、公共の電波で無責任な発言をする事で、余計な不安を募るばかりで如何なものかと思います。
これを一般の素人さんが聞くと、テレビだから、社会的に地位のある人たち(コメンテーターの方達)が言うんだから間違いないんだ、と言う風に信用してしまうでしょう。
私は建築を専門とする立場だから、この手の話は、ぼやけていると言う事は即座に理解できましたが、もしこの手の番組の情報が建築に限らず、政治経済など全て内容がぼやけたまま放送されているとしたら、どうでしょう!いや、したら・・・ではなく、確実にそんな状態なのでしょうね。
キャスター、リポーター、記者、(コメンテーターも時には含みます)と呼ばれる人たちは伝えるプロではあっても、その道のプロではなく、尚且つ放送時間や発行時期等に間に合わせるために短期間のリポートで自分の思い込みを表現する、この時点でもうすでに事実が曲げられる可能性が高くなる訳で
そうなると流されている情報の殆どは信用できない事になります、と考えるとテレビや雑誌の発言と言うのは怖いですよね。華やかさも必要でしょうけども、もう少し慎重に取り扱いをお願いしたいものです。