判定作業
先週末より事務所を空ける事が多かったために当ブログの更新もままならずの状態でした。 しかし4月に入ると忙しさが加速度的に増しそうなので、どの程度の更新頻度が保てるかは疑問ですが、可能な限り頑張ってまいります。
そして被災地では、各地の建築士による応急危険度判定作業が進み、その判定総数も現在では被災地を中心として、東京の一部や静岡、長野でも行われ、6万件を超えているようです。
応急危険度判定とは、大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、人命にかかわる二次的災害を防止することを目的としています。
その判定結果は、建築物の見やすい場所に表示され、居住者はもとより付近を通行する歩行者などに対してもその建築物の危険性について情報提供することとしています。 また、これらの判定は建築の専門家が個々の建築物を直接見て回るため、被災建築物に対する不安を抱いている被災者の精神的安定にもつながるといわれています。
と言うのが当協議会のサイトには謳われています。
今も余震の続く中での作業と言う事で判定士自身にも危険な状態の中での作業と言う事で緊張感もひとしおの事と思います。
この応急危険度判定士と言う資格は建築士免許を持つ者のみに与えられるもので、講習を受け5年毎の更新手続きによって有効とされるのですが、私自身は独立前の大阪在住時に持っていたのですが、居住府県が変わると再度、居住地での講習を受ける必要があるために、現在は失効中なのですが、丁度昨年もう一度講習を受けておこうと思った所、残念な事に昨年最後の講習会が終わった所でした。
そして今回の震災と言うことで、講習を受けようとお考えの皆様も多い事でしょう。
私も、自分の資格を生かして少しでもお役に立てるならと言うことで今年再び、講習を受けておこうと思ったのでした。