はすに構える
さて、お隣の街のことばかりを書く訳にもいきません。
たまには、我が街のことも書いておかねばなりません。
最近の新聞では、その昔お城があったのではないか?と言った記事がありましたが、未だ定かではありません。
高校時代の部活では、冬のトレーニングで、この階段を何度も往復した、とてもしんどい思い出のある場所です。
柏原八幡宮
間もなく、この地域で一番規模の大きな厄除祭が行われる場所でもあります。
高校最後の冬、公的に認められた、この厄除祭の駐車場整備のアルバイトをしたことがありました。
当日は、大雪で会場から遠く離れた、担当の駐車場には極たまに車が来る程度で、寒さに震えあがっていた記憶があります。この辺りでは厄除祭が済むと、少しずつ暖かくなるとも言われています。
そんな八幡さんに先日、行ってきました。
建築的に面白いのは本殿の背後に建つ三重塔が鳥居から本殿に向けて伸びる軸線の延長上に存在しながら、軸線に対して正対していないと言うことです。
社寺仏閣は通常左右対称に建っていることが多いのですが、三重塔は少し斜めに角度を振って建っています。そう、はすに構えているのです。
敷地の影響なのか?わざとなのかは分かりませんが、興味を引くポイントでもあります。