行って来ました
今日は朝から小雨の降る中、JRの脱線衝突事故以後、初めてJR福知山線に乗って大阪へ行って来ました。丹波から電車で大阪方面へ出るには福知山線以外の足は無いので、止むを得ず利用せざるを得ないのですが車で行くという手もありますが、時間が読めずに駐車する場所にも神経を使って疲れるので都会に出る場合、大概は電車を利用しています。篠山口駅前(1日500円で停め放題)に車を置き、電車を利用するのですがいつもより停車している電車(本当に止まっているだけなんですが)は多かったですし、途中にある、どの無人駅にも職員が居て、当然ですが、いつもと違った空気が漂っていました。
宝塚駅では駅の建物の前の屋外で職員が雨に濡れながら「御迷惑をお掛けして申し訳御座いません。」と通る人々に大きな声を掛けていたのが印象的でした。
いつもなら篠山口~大阪間は、ちょうど1時間程度で行けるのですが、今日は篠山口で乗り、宝塚で阪急に乗り換え、梅田到着までに1時間3.0分程度と30分ほど余計に時間が掛かりました。通勤時間帯よりも少し遅めの出発でしたので混んではいませんでしたが、これを通勤で利用している人達の事を考えると一刻も早くJRの復旧を待ち望んでいるのではないかと容易に想像できました。本当に早くは復旧して欲しいけども、安全性を最優先した復旧を期待したいものです。
で、大阪へは御付き合いのある工務店さんの物件でコマ基礎と言う工法を採用すると言う事でしたので、現場を見に行ってきました。玩具のコマの形状に似たコンクリート製の基礎の先端の尖った部分を地面に差込、敷き並べ、隙間を砕石で埋め突き固める工法です。軟弱な地盤の場合、地盤改良したり、杭を打ったり、と言う方法はこれまでに採用した事はあったのですが、このコマ基礎は、初めてみました。
コマ、1個当たり80kg程度あるようですので、搬入経路が狭い場合などは人手で2人ほど掛かって運ぶ事もあると言うことでした。建物の基礎がのる部分全体にこれを敷き並べ上部の荷重を全体で分散して受止めると言う理屈で成立すると言う事です。杭のように長い物の場合、打設する機械自体も大きな物となり現場に入れない場合があり、そう言った場所に対して、この工法は向くのだろうと思います。金額はあまり安いものではありませんでしが・・・。
この基礎の上に建物本体の鉄筋コンクリート基礎を組んで行く事になります。