兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

まとう

週初め、「つながる家」では左官工事が黙々と進められていました。
今週は珍しくいつもの大工さんたちは他の現場へと行かれていた事もあり、少し静かな現場でしたが、比較的進行も早いこの現場なので少々現場が空いた所で予定の内。

で建物の外壁ってかなり重い鎧をまとっているんだよなあと感じたのが下の写真
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長い通路に並べられたセメント袋の山々、これでもまだ足らないかもしれないと言う事ですが一袋25kgほどもあるそうですがさて何袋あるのでしょうか?

ちなみに構造計算用の設定荷重では、当該仕様に該当するラスモルタルの場合(下地含む)壁1平方メートルあたり65kg、つまり1m×1mの壁面積につき標準的な大人1人分の重さをまとっていると言う事で、全体で何人分の重さをまとっているのか、「ぶら下がる人(まとう)」と言うタイトルでその絵を想像するのも楽しいかもしれませんね。

一度描いてみましょうかね!写楽画風に描けると最高ですが・・・

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現在の現場はこんな感じで下塗りがされています。

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内部ではフローリングが搬入され、ショップ側 桧、居宅側 杉 と2種類の材が使われます。

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そして現場フロアーに空いた穴、柱を建て忘れた訳ではありません。
階段の側下駄を受けるために短い柱を建てるための物ですので後から差しても支障が無いのですが、間もなくこちらの材料も現場へ届く事でしょう。