途中にあるもの
先日の南北移動で、初めて播但自動車道を制覇しました。
播但自動車道とは和田山~姫路を縦断する片側1車線の自動車専用道路です。
片側1車線ですので遅い車が前に走っていると・・・
私自身、普段あまり飛ばす性格ではないので登坂車線では主に左側走行ですが、1車線の所での後ろの車はイライラしているのでしょう。
この自動車道の途中、朝来にあるサービスエリアは山間の中にあっては珍しく洗練されたガラスのショーケースのようで職業意識を掻き立てられる建物でもあり、少し立ち寄ってみる事にしました。
じっくり見ると壁面の下から上まで全面がガラスである事から中のお土産コーナーのレイアウトに苦労した様子が感じられました。
お土産コーナーのバックヤードが無いのでスクリーンで隠したりダンボールで隠したりと、設計者と使用者でやや意図がずれているのかなあと言う気がします。
得てして、このような商業建築ではありがちですが、住宅ではあってはいけない事です。
内部はこのように開放感がある空間で東西の山に挟まれた谷間のロケーションを実感できます。
東には播但自動車道に並行して走るJR播但線の鉄道敷きが望め、長閑さと旅心を湧かせます。
未だに姫路、和田山間が列車で繋がっているなんて・・・失礼ながら廃線になったと思っていました。
外部にはお茶目な切り株が据えられています。
最後はトイレ。
お食事中の方には失礼します。
白で統一された綺麗な空間だったので思わず1枚。
完成後、10年ほど経過しているそうですが全体的に綺麗に使われているのがこのトイレからもうかがい知れます。
設計はこちらの設計事務所のようです。