EU基準
アメリカではトヨタバッシングの雨が降り注いでいる中、トヨタの安全基準に対する認識が問われようとしています。
建築界いや防火研究の世界ではEUが先進国なのだそうで、新しい建築材料の防火等級をA1~Fまでの7つの段階に分けられているのだそうです。
これは、燃焼性の他火災時に人の命に関わるフラッシュオーバー、煙量、燃焼液状粒子の領域でのレベル分けだそうで
フラッシュオーバーを起こさない材料はA1、A2、Bと言う等級になるそうです。
A1に分類されている物は、グラスウールやロックウールなどと言った日本でも断熱材として使われている材料です。
次にA2に分類されているのが石膏ボードなどと言う事で、これも日本でも非常に良く使われる壁や天井の下地材です。
そして最後のBには塩化ビニールなどと言う事ですからちょっと驚き。フラッシュオーバーは起こさなくても燃焼時に有毒なガスは出ないのか?とちょっと気になったりもするのですが、
要は、もしもの時に私達の生命が守られないといけない、そのような事を意識した住まいづくりも必要なのだと解釈すべきですね。