涼感
お盆も明け、今年の夏はいつだったのか?と言えるほど晴れ間の少ない今年の夏ですが、それでも外に居れば暑さでへばってきますよね。
そんな時に、涼を得るにも様々な方法があります。
最もポピュラーなのが、ジュースやアイスクリーム、カキ氷などと言った冷たい飲み物、食べ物を直接口に入れると言った方法でしょうか?
海や川で泳ぐ、扇風機やクーラーの効いた部屋もありかもしれません。
怪談で涼むって言うのも夏らしくて良いかも知れませんね。
そんな涼を得る方法の一つに耳で涼むって言うのはどうでしょう?
川のせせらぎ、そよ風の音、風鈴。
直接的ではないですが、ちょっとオツですよね。
と言う事で風鈴を購入しました。
姫路では有名な地場産品らしいです。
「明珍火箸風鈴」
リーフレットによると
京都九条の甲冑師だった頃に近衛天皇に献上した鎧などを気に入られ、明珍の姓を授かったのだとかで、その後、千利休の注文を受けて茶室用につくったのが明珍火箸なのだそうです。
その入れ物はなんと写真のように桐の箱に入っております。
有難さ倍増ですね。(せっかくだから箱のつくりにも、もう少し気合を入れて欲しかったのですが。)
いきなり中身は見せませんよ~。
このように中身はパーツに分かれております。
と言ってもそんなにややこしい物ではありません。
非常に残響時間も長く、心地良く響き渡るその音は、他のどの風鈴よりも高い音で透明感があります。
風に煽られる札、それに繋がる歯車のような鳴子(でいいのかな?)、火箸に当たる確率が若干低いのでたまに鳴る大きな音に又、有り難味を感じます。
これは4本吊ですがもっと長い2本吊の物はこれよりも、長さも長く当たった時の音も大きいです。
姫路地場産ビルにて購入。