海との関係
さて、前回のエントリーにおいてこの街の中での色々な海の見え方を紹介しました。
それらを発想のヒントに、この住まいにおいても色々な海との関係を考えてみた訳です。
住まいの主たるスペースではダイナミックに目の前にある海を取り込み、ボリュームの小さなスペースではそれらを落ち着いた姿勢で見えるように開口の位置や大きさを決めています。
ダイナミックに海に向き合う
小さな隙間から覗く海
ダイナミックに海と向き合う
ゆったりと、おおらかな気持ちになれるバルコニー
座した姿勢で海と対岸の山を眺める。立ったままでは何も見えません。
街並みを踏襲した路地のような階段を駆け上がると住まいの玄関に至る。(土間は未だ仕上がっていません)
この見返しでは、路地の間から海が見え、写真に写る2階の窓からは建物の屋根越しに海が見える。
そんな街並みの一部を住まいのあちらこちらに再現させた、「海を眺める家」も今回で一応、一段落。
後は竣工写真の仕上がりを楽しみに待つことにします。