金沢へ
富山を、もう少しゆっくりと堪能したかったのですが その先にある金沢で、どうしても見ておきたかった
建物があり、後ろ髪を引かれる思いで、富山を発ちました。
実は、富山には前日の隈研吾さん設計の建物が、もう一つ
あるとの事でしたが、優先度はやはり金沢にありました。
そして、その金沢で観たかった建物が、鈴木大拙館です。
場所は、あの有名な21世紀美術館から、ほど近くです。
東京上野で観た法隆寺宝物館、京都で観た京都国立博物館を
設計した谷口吉生さんによる設計の建物で
美術館博物館建築で観る美しさは一見の価値があり
直線で構成された建物がとても美しく好きなんですよね。
もう一つの特徴としては水盤が設けられていることです。
水の上に建つ建物のような、水の上を歩いているような
不思議な感覚で建物にアプローチ出来ることも特徴のような気もします。
そして、もう一つの見所は、金沢21世紀美術館ですと言いたい所でしたが
折角来たのだからとバスで駅前まで移動し、鼓門を見学。
戻ってきた頃には、21世紀美術館の閉館まで1時間と少しの残り時間でした。
その時間ではとても、じっくりと見学できるはずもないだろうとのことで
21世紀美術館の無料エリアのみ見学することにしました。
無料エリアだけでも十分に現代アートを楽しむことは出来るとは
思いましたが、有料エリアがどんな風なのかと言う宿題を残し
有料エリアと兼六園は又の機会のお楽しみと言うことにします。
さて3回に分けてお送りして来ました富山出張レポートも一旦、
これにて終了です。