建物の安全性を確認するには?
既に建っている建物の安全性を確認するには 目視だけで確認出来る訳ではありません。
先ずは、現状のプラン(間取り)の確認
現状の立面の確認(建物の高さや屋根の形などを含む)
耐震壁が存在するであろう位置の確認
であろう、と言うのは実際に壁を壊して
確認しない事には、耐力壁の位置は分からないため
推測する訳です。
ですので、これは簡易診断と呼びます。
あくまでも仮です。
きちんと調べようと思うと精密診断を受けるべきですね。
そして、簡易診断では、それら(耐力壁の位置など)が
分かった上で、一定のルールに基づき地震と台風に
対しての安全性の検討をするのですが
新耐震基準(昭和56年)よりも前の建物の場合は
おおよそ、耐震性には乏しいと言われています。
これは、耐震と言う概念を持たずに、建てらている
建物が多いことが理由ですが
それ、以降の建物であっても、安心できる訳ではありません。
安全性の確認とは見て、どうこうするだけでは無く
前述のような図面などを用意し、判断の材料にする訳です。
計算の手順がリンク先に紹介されています。
ホームズ君と言う計算ソフトの紹介ページに飛びます。
http://jutaku.homeskun.com/assets/media/contents/yokuwakaru/kaberyo.pdf
最も、明らかに建物自体の傾きが大きいなどの場合は
前記の計算などでOKになっても、安全性は低いと
判断せざるを得ませんね。
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