黒い家
先日に続き、今日は「香寺町の家」の現場定例打合せ
何度かここで使った言い回しですが、「黒い家」が現れています。
黒いと言っても一時の事ですので、暫くすれば違う感じになってしまいますが・・・。
上写真はバルコニーの内側です。板張りで仕上げたテスリ壁の内側はほぼ仕上がりの状態です。
さて、基本的に木を見せる家でも部分的に天井を張らざるを得ない場合がありますが、天井の裏は仕上がってしまうと見えない部分ですので特別にここで公開!
と、そんなに大袈裟な事ではありませんが電気の配線や、設備の配管が縦横無尽に走り回ります。
天井を張るというのは、これらを隠蔽すると言う意味もありますが、私共のように積極的に構造体を見せる住まいの場合、天井を張る部分が少ないのですが、これを逃げの少ない仕事と言いますが、全く逃げの利かない事は出来ませんので、やはり部分的にでも天井を張らざるを得ませんが、家具の後ろや壁の奥を上手く利用して納める工夫も凝らしている次第です。
これらの配管や配線が出来るだけ構造体を傷めないようにする事にいつも神経を遣います。