掘り炬燵
掘り炬燵と言えば畳敷きの床の一部を くり抜いて掘り下げたスタイルが一般的ですね。
昔は練炭やアンカと言った直接火で着火し
その暖かさを持続させるような物があり
それを、掘りごたつの床に置いてコタツ布団を掛けて
暖をとっていましたが、知らない間に靴下に穴があいたり
火災の原因となるために、床暖房やホットカーペットなどの
安全な方法にとって代わりました。
もっとも地方へ行くと、未だに昔のスタイルの
掘り炬燵が残っていることもあろうかと思います。
このようなスタイルを御存知の若い方、
今では少なくなっているのではないでしょうか?
私共で初めて掘り炬燵を採用したのが
今日の写真のお住まいです。
既存部分のリノベーションと増築と言った
パターンでしたが、既にあった蔵や納屋を
解体し、奥に長細く増築した、一番南寄りの
部屋でした。
畳の間の畳を上げると、そこから掘り炬燵が
現れると言う設えです。
こちらは掘り炬燵の足元だけに床暖房を採用しています。
このテーブルは使わない時には手動ですが床下に
沈められるように設計しました。
◆ メルマガのご案内
今年から始めたメルマガも毎週号で
発行を続け16号まで来ました。
目指せ3桁発行で頑張って参ります。
ニックネームでの、ご登録も可能ですよ。
ご登録は こちら からお願いします。