出石ブラブラ(続編)
城跡を後にして、町村合併によって現在は豊岡市役所出石支所となった建物へと、こちらも故 宮脇 檀 氏の設計による物で今を盛りに咲く、百日紅の花と相まった外壁の落ち着いた赤茶色は、この街の民家の外壁にも多く見られる色で、白い漆喰塗り壁を見慣れた私にとっては新鮮に映る。
出石カラーとでも例えてもいいかも知れないのですが適度に抑えられた色合いはとても個性的で美しい街並みに付与しています。
そして、街のシンボルとも言える辰鼓楼を裏側からと正面から
目的地は、酒蔵。
前回訪問時も訪れ、その朽ち果てた感じに感銘を受け、もう一度とばかりに訪れましたが、その表情はあまりと言うか殆ど変わらない。何か策を打ってあるのでしょう。
ここまで来ると観光客は殆ど居ません。
変わりに目に付くのが、竹細工、柳ごうりの看板。
以前からあったのでしょうか?
本家は豊岡市内のはずでは?と思いながら
今度は筋を違えた通りをブラブラ。
ここには観光と人々の生活が混在しています。
道端で車を洗う人、通りを行き交う観光客
こう言った場では、観光客も少し気を遣う事も必要なのでしょうね。
それにしてもこの地の方々は寛大と言うか、慣れていると言うか、
大通りから一歩入った一般の民家の玄関先は戸がどうどうと開け放たれたお宅が多かったのも驚きでした。
最後は、「うだつ」の上がる住まいで締め!