兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

真っ直ぐの意識

先週末、ちょっとだけDIYをしてきました。 DIYと呼ぶには、ちょっとハードル高かったんですが・・・。

年末に完成した、お住まいの塀に

ポストを付けてきました。

既に出来上がっている状態に加工を施すのって

意外に難しいんですよ。

通常は材料を組み上げる前に材料を

切り易い位置に持って行き、楽な作業姿勢で切るから

作業が出来るのですが、一旦組み上がった物を

後から切ろうと思うと、思うような作業姿勢が取れなかったり

ノコギリを自由に引けるスペースが無かったりします。

実は今回も、そうだったんです。

 

そして材料に対して直角に水平に切ることさえ難しくなります。

写真は、苦労して水平を保ちながら切った塀の間柱です。

立ったままの状態で水平を意識して、最初は簡易のガイドを

添えていましたが、ある程度すれば自分の感覚で切れました。

丸鋸を自在に操れる腕は、未だないので手鋸での仕事でした。

DIY

一度、体験された方は良くお分かりかと

思うのですが、材料を組む前の普通の

状態でも直角を保って木を切ること

意外に難しいんですよ。

切った断面を見ると、よーく分かるのですが、

やや斜めに切れている、ややで済めば、ましな方で、

かなり斜めにしか切れないはずなんです、最初はね。

大工さんのやっているのを見ていると

簡単にやっているように見えますが、

長年培われた感覚があるのでそのように

見えるだけなんです。

真っ直ぐに切ることを補助するような

商品も出ていますが、どの程度使えるのかは不明です。

紹介しているYOUTUBEがその商品です。

https://www.youtube.com/watch?v=B4EbmAaut84