兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

東京へ

週末、お誘いを頂き東京へ、春一番が吹き荒れた雨風の強い1日でもありましたが 主目的は東京ビッグサイトにて開催されていた「ジャパン建材展」の視察です。

巨大な建物の中には所狭しと出店ブースや大勢の人、人が集まる「東京」と言う感じでした。

東響ビッグサイト現在「哲学の家」で導入しているAPW330(高性能樹脂サッシ)の上を行く新商品APW430の実物展示もあり体感しましたが、感覚的な重量比較ではおよそ、初動時の重さで2~3倍と言う感じ。

ガラスの重みがありますので当然ですよね。

そして、こちらは唯一?大学からの出展、東京大学のブースにあった出店用ワゴン

外では沢山の写真を撮りましたが場内での撮影、実はこれだけ ワゴン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも、多くの建物を見る事が出来ましたが、一番見たかった東京国立博物館法隆寺館を見学出来た事が何よりも収穫でした。

無駄の無い、ほぼ直線のみで考え抜かれたディテールに潔さを感じます。

東京国立博物館法隆寺館

階段

フラッシュをたかなければ内部撮影可能と言う事で

この階段、揺れました。スパンに対して使われている部材が小さい事が理由と思いますが、これだけ繊細ですので仕方なしかと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2階ご覧のように内部も直線のルーバーと天空光により柔らかく包まれます。しかし写真左手のコンクリートの壁の奥の展示室では一転して暗闇に覆われ、抜けの無い空間に少し息苦しさも感じましたが展示のされ方が巧みでした。展示品に対する、もう少し詳しい説明があれば尚、良かったなあ、と思いました。

他の谷口氏の作品も又尋ねてみたい、そう思えた今回の見学でもありました。