断熱工事の前に
年も明け、「TATAMIリビングの家」の現場も動き始めました。 現場では屋根工事もほぼ完了し、外壁下地工事、内部では断熱工事に先行して電気配線や各所への穴あけ工事が行われています。
こちらの住まいの壁面にはセルロースファイバー断熱材を使用するために後で穴空け施工が難しくなります。
従がって壁面に穴あけが必要な箇所、エアコン配管や換気扇、壁内に埋設されるスイッチやコンセントボックス類が先行されています。
こちらのお住まいでも、当然Q値、μ値計算を事前に行っていますが、いくらこの数値が良くても陽が射さない事には性能云々も論外となってしまいます。
しかし、こちらのお住まい、南側隣地の建物が近く、背が高い、敷地に充分な南側空地を取り辛いなど、日照条件がやや良くないのですが、それでも僅かな隙間を狙って何とか陽射しの確保に努めました。
吹抜上部には材料が置かれているので陽射しが遮られていますが、これらが片付けばもう少し陽も射す事と思います。
その吹抜上部の開口です。
床に板が並べられている部分は吹抜となり、そこから階下に陽を導こうと計画しています。