兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

久々に

今週2件目の減額案打ち合せ。 久々に登場した「シアタールームのあるライトハウス」は先週、見積もあがりましたが、かなり予算オーバー。

こうなる事は、繰り返し示唆させて頂いていましたが、(予算を管理しながら設計する事も我々の仕事ですので、住まい手の事を思ってたまには厳しい事も言わせて頂きます)住まい手の身内施工など条件がある程度整っていた事から、住まい手納得の元、渋々大きな面積の計画とさせて頂きましたが、やっぱり と言った感じ。

少し、ご予算も増やして頂けると言う事で、後は頭を使い、そして施工者にもう少し企業努力もして頂き、何とか進められればと思いますが、さて如何に?

長期優良住宅+木のいえ整備促進事業による 助成 も受ける予定ですが、何と申込締切が 8月31日 と短い事。(震災の影響もあるんだろうなあ と邪推しますが)

この物件については、既に設計も終えている事から何とか確認申請と長期優良住宅の技術審査申請も間に合うのでしょうけども、助成金の申請にはこれらの書類が交付されている事が条件となっていますので、これから設計してと言う物件の場合はスケジュール的にはかなりタイト。

このような、住まいづくりを応援してくれる有益な制度がどんどん終わりを告げつつある現在、建てようかどうしようか迷っている方には、あまり時間もなくなってきておりますので、どこに依頼して建てるにしても、今年中にお考えの方は早目にアクションを起こされた方が良いに越した事は無い様に思います。(私の感想ですが)

それは、さておき

通常、私共は数多くの経験から、住まい手の予算と要望との差をどう解消するか、かなり神経を遣ってプランニングに反映させます。

殆どの皆様は予算以上の要望をお持ちですが、その内容は得てして話し合いや御提案によって解消出来る事の方が多いです。

ですので、プランニングに対しては遠慮せずに注文や質問をして頂くのが解決への早道と思います。