兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

レザークラフト

コロナの頃に外出もおぼつかなくなり、室内
で出来る趣味をと思い、ふと始めたのがレザ
ークラフトでした。最終目標は長財布を作る
ことを目標にし、徐々に道具を揃えると結構、
嵩張ることになりました。

そして道具代や材料費も結構なお値段になり
ます。革もブランド産地の物は高く姫路や栃
木などはその最たるものです。初心者がいき
なり高い革を使うのは勿体ないので安い物か
ら練習用に、そしていつかは前出の名産地の
革で作品を作ることを目標にしていました。

但し、長財布などの大作を作ろうと思えば、
それなりに時間も掛かります。やがて、コロ
ナも明けて集中して作品作りに向き合えたの
は1年も無かったのかもしれません。結局、
名産地の皮革を使うことはありませんでした
が、幾つかの作品を作ることはできました。

自信で設計した住まいの家具や建具にもこれ
らを使うこともあります。事務所建具の引手
は私が手縫いした革引手です。革を縫い合わ
せる時の音や手の感触がとても気持ちよく癖
になりそうです。又、時間を見つけて何か作
品を作ってみようかなと熱が再現しそうです。

写真は、左の黒いのから最終目標にしてい
た長財布、少しだけ使用しましたが、失敗
している個所も多く、ファスナーの開け閉
めがし辛いため現在は使っていません。

右上の茶色いのが今も使っている名刺ケー
ス。マチが大きいため結構沢山入ります。

右下の黒いのは最近作った革引手。建築と
は全く無関係のように見えるかもしれませ
んが、私の設計では比較的、登場回数は多
いんです。

2枚目と3枚目は以前、手縫いした革引手。
革引手の長所は徐々に手に馴染んでくると
ころです。そう言えば野球のグラブも革だ
から、幼少期から革には触れていたことに
なります。革好きは、その当時から刷り込
まれたものなのかもしれませんね。