全員が「佐藤さん」
先日、ニュースにあった興味深い話ですが、
東北大学の試算によると500年後には
日本の全員が「佐藤さん」になると言う。
仮に、それが現実になれば実にややこしい話で、
名字で人物の特定が出来なくなるし、
姓名の名も漢字で書けば別であっても
口頭で発音すれば同じ人が沢山出て来て、
区別がつかないと言った事態になる。
実は私が住んでいる村は昔「東芦田村」と
呼ばれていて、今も住所は「東芦田」であり、
私も芦田さん、お隣も芦田さんであり、
近所中、芦田さんだらけなのです。
従って、村の人はお互いを姓名の名の方で
呼ぶことが多いのですが、当然口頭で発音すると
同じ名の人も居て、話を聞いていると
どっちの人の事を言ってるんだろう?
と言ったことも、たまにあります。
どうしても確認したい場合は、
住んでいる土地の小字(こあざ)名を付けて
「小字名の〇〇さん」と言った具合になり、
ようやく「あ~」と納得することになります。
果たして全員が佐藤さんになるかもしれない
500年後の日本の人口は一体どの程度に
なっているのでしょうか?
そして、日本は一体、
どんな国になっているのでしょうか?
少し興味深く、この話に首を突っ込んでみた訳です。