傾向
省エネ住宅の説明義務化となる以前から
業界の住まいづくりは、高性能一本のような
風潮があり、どうなることか?と思っていました。
高性能化が悪いとは言いませんが
あまり数字ばかりが前に出る住まいづくりは
少し違うように思います。
私の場合、数字はあくまでも裏付けなんです。
説明のための裏付け、数字は嫌いではありませんが
前に前に出るものではない、と思っています。
例えば耐震や断熱における
一定のルールは必要ですが、
性能は、その一定のルールの一部ではあるけども
全部ではないと思うのです。
その意味で、最近の業界の傾向は
以前の業界に戻った訳ではありませんが
以前よりもレベルの底上げを伴い
心地良さであったり、美しさであったりを
取り戻す傾向になるように思います。
特に、木の家系の設計事務所や工務店は、
かなり勉強熱心な方々が多いように思います。
特に、と申し上げたのは、
そうじゃない設計事務所もあると言うことです。
何が、そうじゃないかは、申し上げにくいので
又、直接お会いした際に、お尋ね下さいませ。