不特定多数
建築基準法では不特定多数の人が利用する建物を
特殊建築物と言う位置づけで扱われます。
それは住宅に比べると防火制限や避難基準など
厳しい規制により制限されます。
今、社会問題となっている空き家も
その用途を変更して不特定多数の人が利用する施設に
なる場合は、これまで通りの緩い基準では立ち行かなくなります。
又、そこには物件を所有し管理する人の責任も
のしかかってくることになります。
その空き家が
住宅であるならば耐震基準を満たしていなくても
それは個人の責任でしかないのに対し
宿や飲食店などになると、そうはいきません。
しかし、ここで窮屈な法律の狭間に
建物が置かれてしまうと、その利活用に関しての
動きが鈍らないとも限らないのが、とても難しい
問題なんですよね。