コンパクトな住まいを得意な理由 3
そして次の住まいで、ようやく風呂付マンションに
入居することが出来たのが24歳の時でした。
一級建築士試験の受験のために、一日3時間睡眠の日々
若いからこそ出来た、その無茶な生活は、今となっては
もはや過去の思い出話です。
そんなマンションも実にコンパクトな
部屋でしたが、何よりも風呂トイレ洗面が
一体となった3点式ユニットと呼ばれる
究極の水回りでした。
ここでも、又コンパクトさを体験しているのです。
そう、ここまでの住まいは非常にコンパクトな中に
きゅっと詰まった生活をしてきたんですね。
で、ここまでが実践なんです。
そして既に働き出している訳でして
以前の事務所での仕事はマンションの設計kが
多く、それもワンルームも相当経験させて頂きました。
実際の生活と、設計でもそのコンパクトな部屋を
描くことで、動線や収納などについての
ありようを自分ごとのように、投影してきた経験が
今の設計に結びついていると言えます。
こうして得られた経験から、住まいをより
コンパクトにまとめる術を体得し実践しています。
さて、ここまでは歴史を語ったに過ぎませんので
次回からは、更なる展開を繰り広げたいと思います。