コンパクトな住まいを得意な理由
いきなりなタイトルとなりましたが
私の事務所では、30坪未満のお住まいも
幾つか設計させて頂いていますし
40坪未満の比較的、コンパクトな住まいの
設計が多いんです。
田舎なのに、何故なんだろう?
と考えてみました。
勿論、40坪以上のお住まいも、ありますし
大きな住まいが不得手と言う訳ではありません。
これは恐らく、大阪に居た頃の住まいの変遷が
その根底にあるのではないか?と思います。
中学まで住んでいた、団地は
いわゆる51C型と呼ばれる
戦後の住宅不足を解消するために考えられた
集合住宅の間取りの形式の一つの
流れを汲んだコンパクトな住まいでした。
もしかしたら、ここに原点があるのでは
ないか?と考えています。
ここでは脱衣所と呼べるスペースは無く、
お風呂と洗面台は同じスペースで
シャワーカーテン1枚と床の段差で
僅かに、その切り替えが行われていました。
そしてトイレに入るのも又
この洗面台のあるスペースを
通らなければいけなかったのです。
そして洗濯機はベランダにある
と言った日本が勢いに乗っていた
昭和の時代の公団スタイルでした。
長文となりそうですので
続きは、又次回となります。