色っぽい?
今日は朝から雨が降りしきる一日でした。
「駅前の家」の現場には
職人さんが一人もいない・・・
何故?
工程が、ある程度まで進んだため
大工さんは作業場で加工仕事をしてから
現場に来る、とのことでしたので
納得
工事中にも関わらず現場に誰もいないと
住まい手さんは、つい不安になるかもしれませんが
工程によっては、若しくは職人さんの
段取り次第では、このような事もあるのです。
さて現場も大分、進んだように見えます。
壁にはピンクのあいつが、へばり付いていて
少し色っぽい現場になっています。
この色っぽい、あいつの正体は「断熱材」です。
現場発泡タイプの断熱材なのですが
何を使うべきか、正直今回は迷いましたが
決め手は重量鉄骨造であることです。
重量鉄骨造は正直、揺れます。
目の前の決して広くない道に大きなバスも
通りますし、近くにはJRの線路もあります。
「重量鉄骨」と如何にも頑丈そうな名前が
ついていますが、揺れることでエネルギーを
分散している構造でもあるので、
揺れて正解なのですが、その揺れに追従性があり
且つ、部屋の広さを圧迫しないように薄付け出来る
断熱材を考えた時に、この選択肢に至ったと言う訳です。
もっともALC自体の性能にも頼る部分はありますが
未だ入り口も塞がれておらず、外気が沢山入るにも関わらず
心なしか、建物内に入った時に、ほんのり暖かく
感じたのは、気のせいなのか?
今度、温度を測ってみようと思います。