さくい
写真の、この黒くて太い梁
かなり頑丈に見えますね。
しかし、私には意外に「さくい」のではないか?
と見えるのです。
「さくい」とは多分、関西弁なのでしょう
「もろい」と表現すれば、
理解して頂けるのでは無いでしょうか?
以前、あるリノベ工事前の調査で
天井裏に上がったことがあったのですが
同じように黒くて太い梁の上にある
天井裏に上がった時のこと
黒い天井板を踏み抜いてしまったことが
あったのですが、その時の梁と
色艶の無い感じがかなり似ています。
カラカラに乾燥した状態なのかもしれませんね。
その時、踏み抜いたのは薄い天井板でしたので
決して梁がどうにかなった訳では無かったのですが
シチュエーション的に似ているのが
もしかしたらトラウマなのかもしれませんね。
乾きすぎると木は、さくくなって
逆に刻みにくい、とある大工さんが言ってたことを
思い出します。
まあでも、これだけ断面がしっかりしていると
恐らく、そんな簡単に脆くならないと思います。