這う
「薪ストーブが似合うかわいい家」の現場で進む工事はいわば裏方作業なのですが生活インフラを築く大事な裏方さんなのです。 床下を這い回る生命線、人の血管のようなものです。
写真は湯(ピンク)水(青)と電気(オレンジ)の配管と配線浴室用の物が1階の床下を這っています。
そして、こちらは2階の床下のスイッチ、コンセント配線。1階に天井を張る仕様の場合は通常これらの配線は1階の天井裏に収まるのですが私共の仕様では1階の天井=2階の剛床となる事も多く天井裏がない事もしばしば。
と言う訳で剛床の上に根太を打ち、その上に2階の床を張る事で僅かな空間が出来ます。その空間を利用しての配線と言うのがこの写真です。
剛床・・・1階の構造材の上に24mm厚さ以上の構造用合板と認められた材料を直接張り構造を固めたもので、最近ではこの仕様にする事で作業するための足場も兼ねられるために棟上げの時の安全性が向上しています。